ACT.JT

わざおぎについて。ACT.JT

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わざおぎとは

日本全国で「大田楽」を共に学び、継承し、地域の活性化や社会教育などACT.JTの理念に基づく活動を展開する組織で、所属する人はプロの芸能家ではありません。大田楽に関して、躍り、音楽、制作等を学び、日ごろの研鑽を元に、地域に市民参加された方々にご指導をしています。

名称の由来(名付け親は野村万之丞)

日本書紀に、アメノウズメノミコトは天の岩戸の前で、巧みに俳優 (わざおぎ)したとあります。わざおぎとは、手振りや足踏みで面白おかしい技をして、歌い舞い楽しませる人を意味し、神を招く技をなすという事です。

大化の改新のおり、蘇我入鹿に近付いて、おどけたしぐさで腰の剣を預かったのも俳優(わざおぎ)となっています。

歴史

平成3(1991)年、大田楽の作者である野村万之丞が新しい次代の文化を継承していく人材を市民から育てたいと考え「楽劇わざおぎ塾」を開設したことに始まります。

それまで、能楽師や舞踊家、俳優といったプロ集団によって上演されていた大田楽は、多種多彩な講師陣の指導を受けた塾生で演じられるようになり、やがて、市民参加をした人たちから、地元の「わざおぎ」を結成するようになり、現在の形へと変化していきました。現在わざおぎは全国七箇所に存在し、年間を通して様々なジャンルの講師の指導を受け、大田楽の中枢を担って、国内外に活動展開しています。